防波堤
防波堤
・混成堤
・石積堤(傾斜堤)
「混成堤」とは
海底に築いた石積基礎(捨石マウンド)の上に、砂を中詰めしたコンクリート製の箱(ケーソン)を複数併置した堤防。外観は連続しているように見えても、構造的にはケーソンごとに独立している
「石積堤」とは
自然石を海底から積み上げていく組積構造物。安定上その断面は台形(傾斜堤)となる
「捨石」とは
洗掘防止などのために無造作に置かれた石のこと。河川の水際部などでよく用いられる
「捨石マウンド」とは
防波堤や護岸の基礎として多用される捨石で造った台
防波堤の外観を規定する要素
・構造
・線形(法線形状)
・堤頭部(防波堤の先端部。灯台設置部)
・上部工(混成堤の場合)
・天端高(てんばだか)
「消波ブロック」とは
海岸や河川などの護岸を目的に設置する構造物。防波堤の外側に併置されることが多く、凹凸面が波力を分散し、防波堤本体に加わる衝撃を緩和する。一般的に「テトラポッド」(登録商標)と呼ばれる