景観の評価・分析

評価

・視覚的評価
・身体感覚的評価
・意味的評価

「計量心理学」とは

心理学的対象に数値を割り当て、心を理解しようとする学問

代表的な計量心理学的測定法

・アイマークレコーダー
・想起法
・再生法(マップ法など)
・再認法
・選択法
・評定尺度法
・品等法
・一対比較法
・分割法
・系列カテゴリー法
・等現間隔法
・マグニチュード推定法
・百分率評定法
・倍数法
・SD法
・調整法
・極限法
・恒常法

「アイマークレコーダー」とは

視点の動きを可視化、計測するシステム

「SD法」とは

Semantic Differential法。人々の対象に対するイメージを測定するため、「明るい-暗い」等の対をなす形容詞を用い、「非常に、やや、どちらでもない」といった尺度を設定し、被験者に評点を求めるもの

SD法における注意点

・曖昧、専門的、反対語のない形容詞は避ける
・類似した語が集中しないように変化に富ませること
・価値に関する形容詞(「美しい-醜い」等)に偏らないこと

「一対比較法」とは

複数の対象の順位付けを行うような場合に、対象から2つずつ抜き出して提示し、どちらが好ましいか被験者に判定させ、その判定データを統計処理して順位付けを行う方法

「マグニチュード推定法」とは

標準となるサンプルを示して、例えばその圧迫感を100とし、それと比較して対象の評価値を60とか120とかいうように数値で評定させる方法

「想起法」とは

被験者に自由に対象の要素を想起してもらう方法

「多変量解析」とは

互いに相関をもつ多種類のデータを線形数学的手法で処理することによって、データのもつ特徴を要約したり、データの背後にある関連性、構造などを浮き上がらせる手法

代表的な多変量解析

・プロフィール分析
・相関分析
・因子分析
・主成分分析
・クラスター分析
・MDS
・重回帰分析
・重相関分析
・判別関数
・数量化理論第Ⅰ類
・数量化理論第Ⅱ類
・数量化理論第Ⅲ類
・数量化理論第Ⅳ類

「因子分析」とは

多数のデータの中に含まれている潜在的な共通因子を抽出し、その因子を構成しているデータから因子のもつ意味を解釈し、データの構造を明らかにしようとするもの

「クラスター分析」とは

多数の評価から似たもの同士を集めて類型化する手法